PRESTIGE LINE

プレステージラインはTurnbull Audioの現在持ちうる全ての技術が投入されたフラッグシップシリーズです。

Technology

サイズ:

Prestige Lineの導体はXXゲージといった既成の導体は一切使用していません。音質は導体の直径で大きく変わるため、Turnbull Audioは線材メーカーと直接開発を行い、実に1/100mm単位での仕様指定を行っています。

ジオメトリー

単線は理想的な透明感と位相感が教授できますが、それは正しいサイズであるときに限ります。更に、単線は他の線種に比べ、対RFI/EMI性能が劣ります。Prestige Lineでは単線と撚線の長所を最大限活用すべく、銅単線をリッツコーティングし、最小限の撚り度合を見出しました。

表面処理

導体製造の際の問題点の一つがメタルグレイン。これは線材を延ばす時に発生する金属目(木目の様なもの)で、音質にも大きく影響します。Prestige Lineに使用されている導体はこの表面処理に最新の技術を活用しており、線材を延ばす際にグレインが発生しない方法を採用しています。これにより導体表面はグレインレスの滑らかな仕上がりとなっています。

方向性

メタルグレインレスの導体を使用しても、やはり信号が流れる方向により音は微妙に変わります。Turnbull Audioのケーブルは線材を延ばす階で試聴比較を行い、最適とされる方向性を見つけ出し全てのケーブルに方向性が定められています。

純度

Prestige Lineは全て導体に純度5Nの銅線を使用しています。これは世界の検査機関が30㎝以上の銅線に対し証明書を発行できる限界値です。勿論短長試験では6Nの純度証明書を得る事もできますが、Turnbull Audioが一度に製造する導体リール15,000mに対し保証できる純度としては5N銅線は最高級です。

アニール加工

NVS時代からの研究で、アニール加工が導体の純度や表面品質よりも重要な事が分かりました。この研究に基づき、Turnbull Audioではアニール加工を最重要点にしており、Prestige Lineは実に3度のアニール加工を行っています。可能な限り柔らかな導体を使用する事による音質向上の効果は絶大です。

プライマリーレイヤー

Turnbull Audioケーブルの導体製造時は様々な管理を徹底して行っておりますが、導体に絶縁加工を行う際の熱は音質を劣化させる大きな原因となります。Prestige Lineに使用している導体への絶縁加工は、熱をかけない様冷間加工が施されており、また限りなく低い誘導率を持った素材を使用し、理想的な導体特性を維持します。

強力なレイヤーダンピング

Turnbull Audioのケーブルでは「レイヤーダンピング」というNVSから発展した振動抑制の技術が使われています。レイヤーダンピングは振動抑制の応用技術で、絶縁加工の工程に組み込まれて製造されます。ダンピングに使う材料の種類、形状、また導体との距離を厳密に管理する事により、ダンピングの効果を最大限に発揮したケーブルが誕生します。

摩擦電気環境

レイヤーダンピングに使用される材料の様々な調査により、Nathan氏は摩擦電気においてある発見しました。研究により、負に帯電した摩擦電気環境は中性環境よりも安定した環境になり得ることが分かりました。Turnbull Audio が強力なレイヤーダンピング アプリケーションで研究し、使用した材料は負に帯電した摩擦電気環境も生成できる物質を採用しました。このデュアルアクション技術により、自己誘導ノイズが大幅に減少します。

バイブレーションコントロール
マスダンピング

マスダンピング(質量減衰)の最も簡単な方法は、ダンピング材料の重量が振動している素材の重量を上回る事です。Prestige Lineに使用されているダンピング材料の中には銅の実に3倍の質量の重い材料が使われており、音質向上に大きく寄与しています。

強力なレイヤーダンピング

Prestige Lineには3層のレイヤーダンピング処理が施されています。これは3つそれぞれ異なる物質で導体をダンピングするもので、3つそれぞれ別の専門工場にて処理が施されています。

パウダーダンピング

パウダーダンピングはNVS時代からのNathan氏設計のケーブルの心髄です。Prestige Lineではその技術を大幅に改良しました。
パウダーダンピングはインパルス負荷に対し非常に有効である事がNathan氏の研究で分かりました。インパルスとは急峻な音楽エネルギーの変化で、突如として大音量になるオーケストラ演奏が良い例です。使用する粒子はそのサイズ・形状を吟味し、粒子固有の共振を起こさない様にバランスがとられています。

高圧力コンプレッション

Prestige Lineでは3種類の材料を使い、導体を直接適正なトルクで締め付ける機構が備わっています。どの場所でどの程度の締め付けトルクで導体を締め付けるかは長年の研究データに基づいたノウハウとなっており、これによりケーブル内で発生する振動エネルギーが接続するコンポーネントへ伝わらない様にしています。

Products

長さ:0.9, 1.5, 2.4m, 3.0m

長さ:0.9, 1.5, 2.4m, 3.0m

長さ:1.8, 2.4m, 3.0m

価格表

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