2011年の発売と同時に一世を風靡し、惜しまれながら2019年に販売終了をしたあのNVSケーブルが、2025年Turnbull Audioといて復活しました。
NVSケーブルの創設者であるNathan Vanderstoep氏は、2019年にNVS販売を終了した後オーディオコンサルティングを行っていましたが、その間もケーブル開発の手を止めることはありませんでした。いつかまた自身のケーブルを復活させたい希望を捨てなかったNathan氏は、導体構造や新たなインシュレータ、導体を制振する圧力管理まで、これまでにない手法を編み出し全てをTurnbull Audioのケーブルに投入しました。
Tunbull Audioの名前の由来
1800年代後半、Nathan氏の高祖父はイギリス王の乗る馬車を操ってスコットランドの田舎道を走っていました。その時一頭の雄牛(Bull)が王の馬車に向かって突進して来て、すかさず高祖父は雄牛の背中に飛び乗り、馬車から離れる方向へと雄牛を誘導したのです。
イギリス王は命を救った高祖父に感謝の意を伝えたのと同時に”Turnbull”(雄牛を追い返した)という称号を彼に与えました。
高祖父が雄牛の突進エネルギーをコントロールした様に、Nathan氏の作るTurnbull Audioケーブルは電気エネルギーをコントロールする、この共通点からNathan氏の作るケーブルをTurnbull Audioと名付けました。
Technology
NVSケーブルで培った技術を基に、Nathan氏は5年間その手を止めずに開発を進めてきました。
導体、絶縁、振動コントロール。この3つの要素をNathan氏ならではのアプローチで追及し、これまで到達できなかった音楽の領域まで踏み込むことができるケーブルとしてTurnbull Audioは誕生しました。