Galileo SX Ground Block MKIIはSynergistic Research社のアクティブグラウンドシステムのフラッグシップモデルです。
Galileo SX Ground Block MKIIは、各オーディオ機材のグラウンドをActive Ground Block経由でコンセントアースに接続する過程でEM Cell技術やULF技術処理を施しノイズフロアの低減や空間表現力の向上を行うアクティブグラウンドシステムです。
Galileo SX Ground Block MKIIは仮想アースではなく、本体のIECコネクタのグラウンド端子からACコンセントのアースへと繋がる新しい発送のグラウンドシステムです。
各機材と専用グラウンドケーブルで繋がれたグラウンドは、Galileo SX Ground Block MKII内部でUEF (Unified Electromagnetic Field)技術とデュアルチャネルULF (Ultra Low Frequency)技術によりフィルタリングされ、圧倒的に低いノイズフロアと音の定位感の向上させるとともに、聴く音楽によって音場を変化させる事ができます。
UEF技術
それぞれの機材は様々な異なる電磁界を持っており、それらが複雑に絡み合って音に影響を与えていますが、Active Ground Block SX内部のUEF技術はそれらを統一した理想的なものにすることによりノイズフロアを下げる技術です。
Galileo SX Ground Block MKIIにはシート状のEMCellと、2つのカーボンパイプに格納されたロール状のEM Cellが搭載されています。ロール状EM Cellは従来に比べ25%も密度が上がり、よりノイズフロアを下げダイナミックレンジを広げる事が可能となりました。
ULF技術
ULF技術はシューマン波を利用した技術で、Galileo SX Ground Block MKIIではSynergistic Research社の最先端技術であるデュアルシューマン波発生装置にする事により、各周波数の相乗効果を利用し音の立体感や自然な音の定位を実現しています。
更に、Galileo SX Ground Block MKIIでは2つの波長のシューマン波の周波数や強度を調整する事により、音楽ソースによってお好みの音場に切り替える事が可能となりました。
切り替えは背面パネルのボタンにて操作し、ボタンを押すごとにパープル、ブルー、レッド、グリーンとセッティングが変わり、連動して内部照明色も変化します。
パープル
Synergistic Research社のAtmosphere製品もしくはFEQ Carbonをお持ちの方のデフォルト設定。ブルーとレッドの中間の音場設定にしたい場合に選択します。
ブルー
ダイナミックレンジを広げ、緻密な音像を表現したい場合の最適な設定です。他のセッティングに比べより音像が前に出てきます。
レッド
音場を広くしたい場合や、奥行き感を出したい場合に最適な設定です。この設定はSynergistic Research社のHFT、Black Box、Atmosphere、ならびに FEQ Carbonを設置している場合に相乗効果を発揮します。
グリーン
Synergistic Research社のAtmosphereやFEQ Carbonを設置していない場合のデフォルト設定です。
ゴールドチューニング回路
Galileo SX Ground Block MKIIにはSynergistic Research社独自開発のGold Tuning Moduleが搭載されています。24Kを使用したチューニング回路は、接続する全ての機材に対し、より豊かな音楽表現を与えます。
同時に44台の機材の接続が可能
Galileo SX Ground Block MKIIの背面には44個の2mmミニバナナターミナルが設置されており、1台で最大44台の機材を接続することが可能です。
お持ちの全ての機材をGalileo SX Ground Block MKIIへ接続することにより、それら全てをGalileo SX Ground Block MKIIが発生させる独自のシューマン波波長にていわばクロックを合わせるイメージとなり、音楽がストレスなく聴こえる様に変化します。(本製品はクロックジェネレータではありません。相乗効果としてのイメージです)
その他の特長
●内部配線は99.9995%純銀単線を使用し、それら全てをポイント・ツー・ポイント配線
●99.995%純銀ストラップをグラウンド配線に使用(合計52㎠相当)
●筒形UEF EM Cell x2(合計1,142㎠)
●シート型EM Cell x 1 (合計380㎠)
●Galileo SX専用デュアル周波数ULFジェネレータ搭載
●Synergistic Research自社製SRトランスフォーマ搭載
●1台で接続できる機材は最大44台。
●ボディは航空機レベルのアルミニウム
●Synergistic Research社製カンタムトリートメント済コンデンサ使用
●銀半田使用
Galileo SX Ground Block MKII構造開設動画
Galileo SX Ground Block MKII製品紹介+比較試聴動画
接続例
●全てのSynergistic Research社製品(Tranquility Pod、Tranquility Base、PowerCellシリーズ、FEQ Carbon等)
●ターンテーブル(本体のグラウンド端子へスペード端子で接続)
●フォノイコライザ(本体のグラウンド端子へスペード端子で接続)
●DAC(空いているデジタル入力、出力、もしくはシャーシグラウンドへ接続)
●オープンリールプレーヤ(空いているデジタル入力、出力、もしくはシャーシグラウンドへ接続)
●プリアンプ(空いているデジタル入力、出力、もしくはシャーシグラウンドへ接続)
●パワーアンプ(空いているデジタル入力、出力、もしくはシャーシグラウンドへ接続。但し、パワーアンプはグラウンドを接続しない方が音が良い場合があります。お試し頂きながら判断をして下さい。)
●USB機器(空いているUSBポート、またはシャーシグラウンドへ接続)
●オーディオ用PC(3.5㎜ヘッドホンジャックで接続)
Active Ground Block専用グラウンドケーブル
Active Ground Blockには専用のグラウンドケーブルがあり、HD SXシリーズ、Foundation シリーズの2種類から選択できます。
コネクタタイプはRCA(オス)、XLR(オス/メス)、BNC、バナナ、スペード、AC、USB(Aタイプ/Bタイプ)、Ethernet、3.5mmヘッドホンジャックから選べます。
HD SXシリーズ グラウンドケーブル
HD SXシリーズグランドケーブルは、6N銀単線+空気絶縁を使用したSynergistic Research社グラウンドブロック専用グラウンド線です。
Foundationシリーズ グラウンドケーブル
Foundationシリーズグラウンドケーブルは、銀メッキ銅単線とテフロン絶縁を使用したSynergistic Research社グラウンドブロック専用グラウンド線です。
仕様
電源:100AC 50/60Hz
グラウンドポート数:44(2mmバナナ端子)
定格消費電力:30W
外寸:445 x 267 x 89 (H)mm
重量:10kg