Active Ground Block SX

Active Ground Block SXは、各オーディオ機材のグラウンドをActive Ground Block経由でコンセントアースに接続する過程でEM Cell技術やULF技術処理を施しノイズフロアの低減や空間表現力の向上を行うアクティブグラウンドシステムです。

Active Ground Block SXは仮想アースではなく、本体のIECコネクタのグラウンド端子からACコンセントのアースへと繋がる新しい発送のグラウンドシステムです。
各機材と専用グラウンドケーブルで繋がれたグラウンドは、Active Ground Block SX内部でUEF (Unified Electromagnetic Field)技術とULF (Ultra Low Frequency)技術によりフィルタリングされ、圧倒的に低いノイズフロアと音の定位感の向上を実現しました。

UEF技術

それぞれの機材は様々な異なる電磁界を持っており、それらが複雑に絡み合って音に影響を与えていますが、Active Ground Block SX内部のUEF技術はそれらを統一した理想的なものにすることによりノイズフロアを下げる技術です。

ULF技術

ULF技術はシューマン波を利用した技術で、Active Ground Block SXではSynergistic Research社の第4世代と呼ばれているデュアル周波数発生装置にする事により、各周波数の相乗効果を利用し音の立体感や自然な音の定位を実現しています。

その他の特長

●内部配線は99.995%純銀単線を使用し、それら全てをポイント・ツー・ポイント配線
●1台で接続できる機材は最大32台。
●ボディは航空機レベルのアルミニウム
●Synergistic Research社製カンタムトリートメント済コンデンサ使用
●銀半田使用

Active Ground Block SX比較試聴(英語版)

注:動画中一部Galileo Active Ground SXの内部構造アニメーションが表示されます

接続例

●全てのSynergistic Research社製品(Tranquility Pod、Tranquility Base、PowerCellシリーズ、FEQ Carbon等)
●ターンテーブル(本体のグラウンド端子へスペード端子で接続)
●フォノイコライザ(本体のグラウンド端子へスペード端子で接続)
●DAC(空いているデジタル入力、出力、もしくはシャーシグラウンドへ接続)
●オープンリールプレーヤ(空いているデジタル入力、出力、もしくはシャーシグラウンドへ接続)
●プリアンプ(空いているデジタル入力、出力、もしくはシャーシグラウンドへ接続)
●パワーアンプ(空いているデジタル入力、出力、もしくはシャーシグラウンドへ接続。但し、パワーアンプはグラウンドを接続しない方が音が良い場合があります。お試し頂きながら判断をして下さい。)
●USB機器(空いているUSBポート、またはシャーシグラウンドへ接続)
●オーディオ用PC(3.5㎜ヘッドホンジャックで接続)

Tranquility Base Carbon、FEQ Carbonとの接続例

Active Ground Block専用グラウンドケーブル

Active Ground Blockには専用のグラウンドケーブルがあり、HD SXシリーズ、Foundation シリーズの2種類から選択できます。

コネクタタイプはRCA(オス)、XLR(オス/メス)、BNC、バナナ、スペード、AC、USB(Aタイプ/Bタイプ)、Ethernet、3.5mmヘッドホンジャックから選べます。

HD SXシリーズ グラウンドケーブル

HD SXシリーズグランドケーブルは、6N銀単線+空気絶縁を使用したSynergistic Research社グラウンドブロック専用グラウンド線です。

Foundationシリーズ グラウンドケーブル

Foundationシリーズグラウンドケーブルは、銀メッキ銅単線とテフロン絶縁を使用したSynergistic Research社グラウンドブロック専用グラウンド線です。

仕様

電源:100AC 50/60Hz
グラウンドポート数:32(2mmバナナ端子)
定格消費電力:30W
外寸:254 x 152 x 69 (H)mm
重量:2.5kg