Reed 5A

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90°タンジェンシャルピボット・トーンアーム

Reed 5Aはダブルバーチジオメトリとターレスの定理を融合させた、唯一無二の画期的なタンジェンシャルトーンアームです。

ダブルバーチジオメトリ/ターレスの定理に基づいた革新的再生メカニズム

Reed 5Aは、バーチジオメトリをダブルで使用する独自の「ダブルバーチジオメトリ」と、Reed 5Tにも採用されているターレスの定理を融合させた、画期的なトーンアームです。

右がこの原理を忠実に再現するReed5Aの原理図です。
● P1, O1, P3:ターレスの半円
● 角P1-A1-P3, P1-A2-P3, P1-A3-P3は、それぞれ90°
● A1,1B1 = A2,1B2= A3,1B3部がトーンアーム部
● 1B:トーンアームの支点
● 1P2:1B1, 1B2, 1B3の3点を通る円の中心点。これがバックリンクコンポーネントの回転軸となる
● 2P2:2B1, 2B2, 2B3の3点を通る円の中心点。これがフロントリンクコンポーネントの回転軸となる
● 1B1, 2B1=1B2, 2B2=1B3, 2B3-トーンアームレバー

Reed5Aのアームは、常に音溝と針先の接点を通る音溝の半径に対して垂直(90°)となる様にアーム機構が動きます。

Reed 5Aの原理を説明するアニメーションはこちら…


考え抜かれたベアリング機構

Reed5Aに使用されているベアリング機構は、各パーツの役割によって最適な方式・素材が使用されており、音楽をいかにユーザーに届けるかを徹底的に考え抜いています。

● アームチューブサスペンションはReed3Pと同方式を採用
● レバー部は超低ノイズセラミックローリングベアリングを使用し、レバー受け部はサファイア・モリブデンカーバイドを使用したスラストベアリングを使用
● サファイア・モリブデンカーバイドを使用したスラストベアリングは、フロントリンク、垂直・水平軸受けにも使用



圧倒的に少ないトラッキングエラー

一般的なピボット式トーンアームに比べ、Reed 5Aはアンチスケーティング機構を必要とせず、最大±4MOA (Minute of Angle)という圧倒的に少ないトラッキングエラー値となっています。(一般的なピボット式トーンアームのトラッキングエラーは約1.2~2.5°)

Reed 5Aのトラッキングエラー




一般的なピボット式トーンアームとのトラッキングエラー差



独立した水平調整機構

タンジェンシャルトーンアームを使用する上で完璧な水平状態を保つことは非常に重要で、Reed 5Aにはターンテーブルとは別にアーム単体の水平調整機構を持っています。



ユニバーサルコネクタタイプのヘッドシェルにも対応

Reed 5AはReed標準ヘッドシェルの他、ユニバーサルコネクタタイプのヘッドシェルにも対応可能です。

(注文時に指定)

Reed 5A 仕様

アーム取り付寸法 (mm):    251
トラッキングエラー(°):    +/-4MOA
有効質量(g):        8-16(アーム素材による)
適合カートリッジ重量(g):   4.5~19
高さ調整幅 (mm):       26~46mm高のプラッタとコンパチブル
高さ調整精度(mm/m):    +/-2
VTA調整精度(mm):    +/-0.2
アジマス調整(°):       +/-8
出力端子:           DIN端子
色:              シーシェルホワイト、ブラック
標準価格(税込):       標準価格表はこちら…