Reed社初、カーボン製トーンアーム
Reed社は伝統的に木材のアームパイプを採用してきましたが、同時に長年カーボン素材の研究も行ってきました。
カーボン単体ではReedが求めている音楽表現力を得ることが不可能でしたが、ソフトウッドをカーボンチューブのダンプ材として使用する事により、カーボンの優位性と木の優位性を両立する新しいトーンアームを作り上げることができました。
カーボン材とソフトウッドの融合
下図は純粋なカーボンアームパイプとカーボン+ソフトウッドダンピングの音響特性です。カーボン単体では不自然な音響特性となってしまいますが、Reed独自の技術で木のダンピングを入れることにより、自然な音響特性へと近づけることが可能となりました。
また、従来のウッドパイプファンの為にReed伝統のペルナンブッコアーム仕様も注文時に選択可能です。
考え抜かれたベアリング機構
1HではReed3PやReed5Aにも採用されているReed社が誇るカルダニックベアリングシステムを採用。この機構は最適化された縦軸方向と横軸方の機構を有しており、摩擦抵抗の影響を極限まで押さえ込んでいます。またその動きは磁力よってサポートされており、不要な振動や動カを抑え極めて高い安定性を誇ります。
Reed 1H 仕様
実効長インチ | 9.5″ | 10.5″ | 12″ |
取付寸法mm | 223 | 251.6 | 295.6 |
オーバーハングmm | 17 | 15.4 | 13.4 |
オフセット角° | 22.9 | 20.7 | 17.6 |
出力端子 | 5pinDIN | 5pinDIN | 5pinDIN |