Reed 1X

トーンアームのベアリングが与える音質への影響を研究してきたReed社。
従来の多くのトーンアームは縦横軸それぞれにかかる慣性モーメントが異なり、常に縦軸(レコードの外周から内周へとアームが動く動作)には
横軸(レコード盤の歪みによるアームの上下動作)に比べ遥かに多くのモーメントがかかっています。
このアンバランスな負荷が音質に悪影響を与える問題を解決すべく、Reed社が導き出した一つの答えがReed 1Xです。

新開発のベアリングシステムでより正確な音楽再生

  • Reed 1Xはジンバルサポートベアリング機構でありながら、そのベアリングがアームの周囲に縦横軸から45°の角度で取り付けられた画期的な機構となっています。アームの上下
    左右全ての動きに対しX状に配置した4つのベアリングが等しい動きをする為、従来の問題であった負荷のアンバランスが完全なくなります。
    縦横軸の慣性モーメントが同じなる事により、ベアリング機構が音質に与える悪影響を排除しました。

アンチスケーティング調整機構に磁力を使用し、リアルタイム調整が可能に

  • アンチスケーティング機構には独自開発の磁力調整機構を採用。常に安定した動作が可能となり、再生中の調整も可能となりました。
    また、アームに対して非接触となる為、回転機構への不要な負荷と振動を抑制。S/Nと音質の向上に大きく貢献します。

カートリッジのアジマス微調整機能搭載

  • アジマス調整は専用の六角レンチを使用し+/-4°の範囲内で調整可能。
  • アーム本体の仕上げは下記の2パターンよりお選び頂けます。

シーシェルホワイト、ブラック

仕上げ見本写真につきましては、こちらをご覧ください。

Specifications

実行長(mm)

267
10.5インチ

309
12インチ

アーム取り付け寸法(mm)

267

309

有効長(mm)

251.6

295.6

オーバーハング(mm)

15.4

13.4

オフセット角(°)

20.7

17.6

高さ調整幅(mm)

20

アジマス角度調整幅(°)

±4

適合カートリッジ重量(g)

7-15

出力端子

DIN 5pin

アーム素材

ペルナンブッコ

ギャラリー